レギュラー出演者

苅部 直
(かるべ・ただし)
番組名:「<日本>の思想文化」
1965年、東京都生。
東京大学教授。
専門は日本政治思想史。
著書に、『光の領国 和辻哲郎』(創文社、1995年/岩波現代文庫、2010年)、『丸山眞男―リベラリストの肖像』(岩波新書、2006年。サントリー学芸賞)、『移りゆく「教養」(日本の”現代”)』(NTT出版、2007年)、『鏡のなかの薄明』(幻戯書房、2010年。毎日書評賞)、『歴史という皮膚』(岩波書店、2011年)、『政治学(ヒューマニティーズ)』(岩波書店、2012年)、『安部公房の都市』(講談社、2012年)、『秩序の夢:政治思想論集』(筑摩書房、2013年)、『物語岩波書店百年史3―「戦後」から離れて』(岩波書店、2013年)、『「維新革命」への道:「文明」を求めた十九世紀日本』(新潮選書、2017年)、『日本思想史への道案内』(NTT出版、2018年)、『日本思想史への名著30』(ちくま新書、2018年)、『基点としての戦後―政治思想史と現代』(千倉書房、2020年)など。

佐伯 啓思
(さえき・けいし)
番組名:「現代文明論講義」
1949年、奈良県生。
京都大学特任教授。
専門は現代文明論。
著書に『隠された思考』(筑摩書房、1985年/1993年、ちくま学芸文庫、サントリー学芸賞受賞)、『時間の身振り学:市場社会の表層へ』(筑摩書房、1987年)、『擬装された文明:大衆社会のパラドックス』(TBSブリタニカ、1988年)、『シミュレーション社会の神話』(日本経済新聞出版、1988年)、『産業文明とポスト・モダン』(筑摩書房、1985年/『現代社会論』、講談社学術文庫、1995年)、『命題コレクション経済学』(共著、筑摩書房、1990年)、『市場社会の経済学』(新世社、1991年)、『お金ってなんだろう』(共著、鈴木出版、1992年)、『「アメリカニズム」の終焉:シヴィック・リベラリズム精神の再発見へ』(阪急コミュニケーションズ、1993年/TBSブリタニカから増補版、1998年/中公新書、2014年)、『「欲望」と資本主義:終わりなき拡張の論理』(講談社現代新書、1993年)、『静かなる革命:ポスト近代の志』(共著、リブロポート、1993年)、『イデオロギー/脱イデオロギー』(岩波書店、1995年)、『現代日本のリベラリズム』(講談社、1996年、読売論壇賞受賞)、『現代民主主義の病理:戦後日本をどう見るか』(NHKブックス、1997年)、『「市民」とは誰か:戦後民主主義を問いなおす』(PHP新書1997年)、『「アジア的価値」とは何か』(共編著、TBSブリタニカ、1998年)、『現代日本のイデオロギー:グローバリズムと国家意識』(講談社、1998年)、『アダム・スミスの誤算:幻想のグローバル資本主義(上)』(PHP新書、1999年/中公文庫、2014年)、『ケインズの予言:幻想のグローバル資本主義(下)』(PHP新書、1999年/中公文庫、2014年)、『優雅なる衰退の世紀』(共著、文藝春秋、2000年)、『貨幣・欲望・資本主義』(新書館、2000年/『貨幣と欲望:資本主義の精神解剖学』、筑摩書房、2013年)、『この思想家のどこを読むのか:福沢諭吉から丸山正男まで』(共著、洋泉社、2001年)、『国家についての考察』(飛鳥新社、2001年)、『テロルと国家』(共著、飛鳥新社、2002年)、『総理の資質とは何か:崩壊する小泉改革』(小学館文庫、2002年)、『「新しい市場社会」の構想:信頼と公正の社会経済像』(共著、新世社、2002年)、『新「帝国」アメリカを解剖する』(ちくま新書、2003年)、『経済成長の終焉:新本主義の限界と「豊かさ」の再定義』(ダイヤモンド社、2003年)、『砂上の帝国アメリカ』(飛鳥新社、2003年)、『人間は進歩してきたのか:現代文明論<上>「西欧近代」再考』(PHP新書、2003年/『西欧近代を問い直す:人類は進歩してきたのか』、PHP文庫、2014年)、『20世紀とは何だったのか:現代文明論<下>「西欧近代」の帰結』(PHP新書、2004年/『20世紀とは何だったのか:西欧の没落とグローバリズム』、PHP文庫、2015年)、『自由とは何か:「自己責任論」から「理由なき殺人」まで』(講談社現代新書、2004年)、『倫理としてのナショナリズム:グローバリズムの虚無を超えて』(NTT出版、2005年)、『テロの社会学』(共著、新書館、2005年)、『学問の力』(NTT出版、2006年)、『自由は人間を幸福にするか』(共著、ポット出版、2007年)、『共和主義ルネサンス:現代西欧思想の変貌』(共編著、NTT出版、2007年)、『日本の愛国心:序説的考察』(NTT出版、2008年)、『共同研究 団塊の世代とは何か』(共著、講談社、2008年)、『自由と民主主義をもうやめる』(幻冬舎新書、2008年)、『大転換:脱成長社会へ』(NTT出版、2009年)、『現代社会論のキーワード』(共編著、ナカニシヤ出版、2009年)、『「アメリカ覇権」という信仰』(共著、藤原書店、2009年)、『資本主義はニヒリズムか』(共著、新書館、2009年)、『保守誕生:日本を陥没から救え』(共著、ジョルダン、2010年)、『日本という「価値」』(NTT出版、2010年)、『現代文明論講義:ニヒリズムをめぐる京大生との対話』(ちくま新書、2011年)、『危機の思想』(共著、NTT出版、2011年)、『「文明」の宿命』(共著、NTT出版、2012年)、『反・幸福論』(新潮新書、2012年)、『経済学の犯罪:稀少性の経済から過剰性の経済へ』(講談社現代新書、2012年/『経済学の思考法:稀少性の経済から過剰性の経済へ』、講談社学術文庫、2020年)、『文明的野蛮の時代』(NTT出版、2012年)、『日本の宿命』(新潮新書、2013年)、『正義の擬装』(新潮新書、2014年)、『西田幾多郎:無私の思想と日本人』(新潮新書、2014年)、『従属国家論:日米戦後史の欺瞞』(PHP新書、2015年)、『さらば、資本主義』(新潮新書、2015年)、『反・民主主義論』(新潮新書、2016年)、『高校生と考える人生のすてきな大問題』(共著、左右社、2017年)、『さらば、民主主義:憲法と日本社会を問いなおす』(朝日新書、2017年)、『経済成長主義への訣別』(新潮選書、2017年)、『「脱」戦後のすすめ』(中公新書ラクレ、2017年)、『「保守」のゆくえ』(中公新書ラクレ、2018年)、『死と生』(新潮新書、2018年)、『異論のススメ 正論のススメ』(A&F、2018年)、『近代の虚妄:現代文明論序説』(東洋経済新報社、2020年)、『高校生のための人物に学ぶ日本の思想史』(編著、ミネルヴァ書房、2021年)、『死に方論』(新潮選書、2021年)、2019年より、雑誌『ひらく』をA&F社より、監修者として出版。

会田 弘継
(あいだ・ひろつぐ)
番組名:「新・黒船の時代」
1951年、埼玉県生。
関西大学客員教授。
元共同通信論説委員長。
専門はアメリカ思想史。
著書に、『戦争を始めるのは誰か―湾岸戦争とアメリカ議会』(講談社現代新書、1994年)、『追跡・アメリカの思想家たち』(新潮選書、2008年。増訂版、中公文庫、2016年)、『アメリカのグローバル戦略とイスラム世界』(明石書店、2009年)、『オバマのアメリカ・どうする日本−日本のヒューマンパワーで突破せよ!』(三和書籍、2009年)、『メディア環境の変化と国際報道』(編著。新聞通信調査会、2012年)、『世界論(プロジェクト・シンジケート叢書)』(共著。土曜社、2014年)、『秩序の喪失(プロジェクト・シンジケート叢書)』(共著。土曜社、2015年)、『世界から読む漱石「こころ」』(共著。勉誠出版、2016年)、『トランプ現象とアメリカ保守思想』(左右社、2016年)、『入門トランプ政権』(共著。共同通信社、2016年)、『破綻するアメリカ』(岩波現代全書、2017年)、『政治コミュニケーション概論』(共著。ミネルヴァ書房、2021年) 『世界の知性が語る「特別な日本」』(新潮新書、2021年)など。

井上 義和
(いのうえ・よしかず)
番組名:「特攻文学を読む」
1973年、長野県生。
帝京大学教授。
専門は教育社会学。
著書に、『ラーニング・アロン 通信教育のメディア学』(共編。新曜社、2008年)、『日本主義と東京大学 昭和期学生思想運動の系譜』(パルマケイア叢書、柏書房、2008年)、『日本主義的学生思想運動資料集成 2(書籍・パンフレット篇)』(共改題。柏書房、2008年)、『未来の戦死に向き合うためのノート』(創元社、2019年)、『特攻文学論』(創元社、2021年)。